効率的・効果的な勉強ノウハウを説いて話題となった『「超」勉強法』の続編に当たるのが本書だ。『「超」勉強法』は英語、国語、数学の勉強ノウハウや「超」受験法について解説するなど、受験生・中高校生を視野においた内容だったの対し、本書は大学生や社会人にシフトした内容になっているのが特徴。まさに「実践編」である。 扱っているのは英語、日本語、パソコンを活用した勉強・学習ノウハウである。英語の勉強法について著者は、前著で教科書を音読して覚える“丸暗記法”を推奨したが、本書でもその考え方を継承し、さらに発展させている。実用英語勉強法のポイントとして「聞く練習」と「書く練習」を挙げ、通勤電車の中でFENのニュース解説のテープなどを聞くことや、モデル英訳文を丸暗記して、よく使う文書の典型的なパターンを記憶・蓄積しておくことを勧める。日本語については、実用文、特にファクス連絡文の書き方のポイントを解説。日本語力を磨くトレーニング法として、150字文章法やプレゼンテーションの方法を紹介しており、ビジネスの実践現場で役立つ。 そして、いまやビジネスに不可欠なツールとなったパソコン、インターネットの賢い活用法を説いている。ただし、インターネットとそれに伴う情報の世界は、急激な進化・発展を遂げているだけに、本書で紹介している内容やデータはすぐに陳腐化することも認識したうえで活用していく必要がある。(清水英孝)
野口悠紀雄のコアな読者にとっては今一つの内容である。
野口氏の「超」勉強法の実践的手法を具体的に示した本。
既に野口氏の「超」勉強法、「超」文章法、「超」英語法を読んでいたので内容的にはそれらの具体事例を要約したような感じなので新鮮さはあまりなかった。
内容は超勉強法の3原則「目的を持つ」「楽しむ」「8割分かったら先に進む(8割原則)」に乗っ取り英語、日本語、パソコンを使った勉強法を紹介している。
まずは英語、必要条件は「聞くことができれば話せる」である。英語を聞けるようになるためには、正しい英語ニュースや討論番組を聞くのがよい。これで日常会話の語彙の殆どはカバーできる。あとは目的に合わせて専門用語を覚える。英語ができれば大抵の国である程度通じる。しかし、英語が通じない国、場所においては最小限の現地のサバイバル言語を覚えれば後は身振り手振りで何とかなる。サバイバル言語で特に重要なのは「数字」と「曜日」である。
次に日本語、「150字法」で実用文の練習をする。
150字はメッセージを表現する上での基本単位、「細胞」である。この感覚をつかめば、文章の分量でどの程度書けばよいかわる。150字法の練習は日記を書くのがよい。
最後にパソコン。パソコンを使った勉強は効率を上げ、時間を節約する「パソコンにしかできない」効果がある。その最たるものは「膨大な記憶容量」と「素早い情報検索能力」である。また、CD-ROM等の外部メディアやインターネット、パソコン間の通信をすることで更に強力になる。CD-ROMは辞書として使い、インターネットで最新情報や統計情報の入手に利用できる。
野口氏の著作を読み始めたばかりの方は興味を持てる内容ですが、コアな読者にとっては何となく読んだことのある内容で物足りないと思います。
ベストセラーの続編
前回の「超」勉強法を具体的にしたものというより
補足説明したという感じです。
これも今ではパソコン通信など陳腐化された話題を除けば
参考になりました。資格試験で試してみたいと思います。
超勉強法の続編。時代遅れになった部分も少々。
傑作である前著「超勉強法」の続編。決して悪い本ではないのだが、続編のご多分にもれずといった感もある。題材は(1)英語の勉強においてどこに注力すべきか、(2)日本語の実用文の書き方、(3)パソコンの活用である。
(1)についてはほぼ現在でも通用する。音の種類が少ない日本語を母語とする者にとっては聞くことと書くことに集中すべきというのは非常にシンプルで本質をついているし、目的によって選ぶべき英語の題材が異なるというのも全面的に同意できる。ただし、Nintendo DSやHDRという出版当時に存在しなかった恐ろしく強力な道具については当然触れていない。(2)は要するに目的にかなった文章をかけという内容。組織や上司によっては目から鱗の場合もあるだろうし、あまりにも初歩的過ぎると感じる場合もあるだろう。(3)については平凡そのもの。軽い読み物程度の内容。
前作とあまり変わっていない
実践編という名前が加わっているものの、前作とあまり変わっていなく、同じ内容を
繰り返して主張している箇所が目に付く。
勉強の3原則に基づき、これからの勉強社会に向けて、英語、国語、パソコンを用いた
勉強法を提示している。英語では、前作以上にリスニングに対する比重が多くかけられて
いる。
前作とあわせての評価
著者は資格試験勉強の経験が無いらしく、それ方面への言及が無い。 資格試験の世界にはいろいろと有用なネタがあると思うのだが。 また、個別の勉強法に関しても、細々と書いている割にはすぐには役に立たないものが多いと感じた。 (具体的なことはその手のプロに任せたほうがよい。) ただ、著者の経験談やウンチクは面白かった。あと、勉強法の話か教材開発者への提言なのかはきっちりと分けたほうが良いのではと思った。 そうしたほうが親切だと思う。
講談社
「超」勉強法 (講談社文庫) 僕、9歳の大学生―父・母・本人、「常識」との戦い 「超」整理法〈4〉コミュニケーション (中公文庫) 進学塾不要論-中学受験は自宅でできる 「超」文章法 (中公新書)
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